今回のテーマは【慢性的な肩こりが治らない理由】についてです。
肩こりの悪化や慢性化を止めるには、その原因を知り、肩こりのメカニズムを知る必要があります。
肩こり悪化の原因は肩甲骨の外転の動きにあります。

肩甲骨の動く方向は6方向あり、そのうちの「内転」と「外転」について説明します。

「内転」は肩甲骨を背骨に向かって寄せる、胸を開く動きになります。芸能人で言うと、オードリーの春日さんの様な状態です。
「外転」は肩甲骨が背骨から離れる動きで、腕を前に出す際に動きます。巻き肩の状態です。

肩甲骨の内転・外転
この巻き肩「外転」を引き起こす状態としては、前かがみの猫背の姿勢。デスクワークやスマートフォンの操作をする時は、おもにこの姿勢になっている事が多いです。
この巻き肩「外転」の状態でいる時は、筋肉で言うと、前鋸筋と小胸筋が収縮し、僧帽筋と肩甲挙筋が引っ張られる状態になります。


デスクワークやスマートフォンの操作が多い人はこの状態が続きます。すると、張りつめたままの筋肉は血流が悪くなり、どんどん柔軟性がなくなっていくのです。
この時、肩甲骨はしなやかさを失い、こわばった筋肉に周囲を固められ、巻き肩「外転」になったままの状態でガチガチに固まってしまいまうのです。
肩甲骨の動きは、肋骨の上をスライドするように自由に動く骨です。にもかかわらず、巻き肩「外転」のまま固まると、その自由を奪われ、正しい位置に戻れず、骨格のバランスが崩れ(歪み)てしまうのです。猫背の状態が定着してしまうと、肩凝りは悪化し、慢性化していくのです。

そして一度起こった慢性肩こりが治らない理由についてです。
まず、肩甲骨が外転した状態で長時間過ごす事で、①筋肉に負担が掛かります。そして、②筋肉が緊張してこわばり、血管を圧迫します。すると③血流が悪くなり、酸素の供給不足が起こります。④酸素が欠乏すると、乳酸などの疲労物質が生成されます。「乳酸」は普段、筋肉が収縮してエネルギーを放つときに、ブドウ糖が分解される過程でできるものです。最終的には乳酸も分解されてエネルギー源になりますが、筋肉に極度の負担が掛かると酸素不足になるので、筋肉内に蓄積します。乳酸が溜まると筋肉は硬くなり、神経を圧迫したりし、痛みの元となることもあります。筋肉が緊張していると、さらに環境が悪くなり、身体の中に乳酸がますます溜まるという悪循環を加速します。乳酸が増えると⑤反射的に筋肉が収縮します。すると肩や首筋の神経を刺激して、⑥肩こりや首こりの痛みが生じます。そして、その痛みはさらに①筋肉の負担となり、また②筋肉がこわばるのです。→③→④→⑤→⑥→①
このように、一度起こった肩こりや首こりは、この悪循環のスパイラルを断ち切らない限り、止まりません。肩こりを放置すると乳酸がたまりやすくなる為、どんどん悪化していきます。ひどくなると、頭痛、めまい、ふらつき、シビレ等にも繋がる事もあるので、早めの対処をオススメします。慢性的な肩こりに悩む方で「この悪循環を抜け出したい」、「骨格のバランスと歪みを整えて肩こりのない生活を送りたい」そう考えている方は【小岩山中整体院】で身体を根本から改善していきましょう♪

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